平成29年式 ジープ ラングラー（JK 36L）／横滑り防止装置警告灯点灯修理（岐阜県羽島市）

岐阜県羽島市のお客様より、ジープ ラングラー（JK／3.6L）のご入庫です。
今回はメーター内に横滑り防止装置（ESP/ESC）警告灯が点灯するとのことで点検・修理をご依頼いただきました。

輸入車では、足回りの状態やアライメントのズレが各センサー値に影響し、警告灯点灯につながるケースも少なくありません。早速、診断機を接続して原因を追っていきます。

症状：横滑り防止装置 警告灯点灯

• 横滑り防止装置（ESP/ESC）警告灯が点灯

• 走行状態によっては警告が出たり消えたりするケースもあり、早期点検が安心です

診断機接続にて故障コード確認

まずは診断機を接続し、DTC（故障コード）と現車データを確認。
点検の結果、ステアリングポジションセンサー（ステアリング角センサー）系統の異常を確認しました。

このセンサーは、車両が「どちらにどれだけハンドルを切っているか」を判断する重要な情報源で、横滑り防止制御やABS制御にも関わります。
数値ズレや学習値の狂い、足回りのズレが影響して警告灯点灯につながることがあります。

足回り点検・アライメント調整を実施

JKラングラーは構造上、足回りの状態が車両挙動やセンサー値に影響しやすく、
今回も足回り点検を実施したうえでアライメント調整を行いました。

作業内容

• 足回り点検

• アライメント調整

• ラテラルロッド調整

ラテラルロッドの調整により、左右位置（ホーシング位置）を適正化し、
ステアリングセンターのズレやセンサー値のズレを整えていきます。

故障コード消去（DTC消去）・最終確認

調整後、再度診断機で状態確認を行い、**DTC消去（故障コード消去）**を実施。
警告灯の消灯と、試走での再点灯がないことを確認して作業完了となりました。

同じ症状でお困りの方へ

横滑り防止装置の警告灯は、
「センサーそのものの不良」だけでなく、足回りのズレ・アライメント不良・ステアリングセンターの狂いなどが原因になることもあります。

警告灯が点いたままの走行は、本来の安全制御が制限される可能性もあるため、早めの点検がおすすめです。

ジープ ラングラー（JK）の警告灯点灯・足回り調整・アライメントも、リズテックにお任せください。