【整備レポート】フォルクスワーゲン ポロ（平成22年式）

岐阜県多治見市のお客様よりご依頼

この度は、フォルクスワーゲン ポロ（平成22年式）の車検および整備作業のご依頼をいただき、誠にありがとうございました。以下に実施した整備内容の詳細をご報告いたします。

✅ 車検点検整備一式

法定24ヶ月点検を実施し、各部の安全性・機能性をチェックしました。各消耗品の状態や異常個所を確認のうえ、必要な部品交換と整備を行いました。

🔧 実施整備内容一覧

● エンジンオイル交換

劣化したオイルを排出し、新しいエンジンオイルに交換しました。エンジン保護と燃費性能の維持に貢献します。

● オイルエレメント交換

オイルと同時にフィルター（エレメント）も交換。内部の不純物除去性能を保ちます。

● スパークプラグ交換

摩耗により点火性能が低下していたため交換。エンジンの始動性や燃焼効率が向上します。

● ドライブシャフトブーツ（アウター）交換

アウターブーツの破れが確認されたため交換。グリス漏れを防ぎ、ドライブシャフトの寿命を守ります。

● ロアボールジョイント交換

経年劣化によるガタつきが見られたため交換。走行中の操縦安定性と安全性を確保します。

🚨 エンジンチェックランプ点灯（故障コード：P307A）

診断機にて確認したところ、故障コード「P307A」＝マップセンサー異常が検出されました。

● マップセンサー交換

異常値の原因となっていたマップセンサー（吸気圧力センサー）を新品に交換。エンジンの燃調制御が正常に戻り、チェックランプも消灯しました。

🛠 その他の修理・整備

● エアクリーナー交換

エレメントの汚れがひどく、吸気効率低下の恐れがあったため交換しました。

● エンジンオイル漏れ修理

オイルフィルターハウジング部からのオイル滲みが確認されたため、ガスケットを交換。漏れを解消しました。

● コンプレッサー・オルタネーター脱着

上記オイル漏れ修理に伴う作業スペース確保のため、一時的に脱着を行い、再度正常に組み付けを実施しました。

🔚 最後に

今回の整備により、エンジンの調子や足回りの安全性、オイル漏れの改善、警告灯の解消など多岐にわたる不具合を解消いたしました。
今後も定期的なメンテナンスにより、安心・安全なカーライフをお楽しみいただけるようサポートいたします。

引き続き、輸入車整備のリズテックをどうぞよろしくお願いいたします。